武学-柔術の会:光岡武学における“やはら(柔術、柔、和)研究”の紹介〜日本の古伝柔術の柔よく剛を崩す世界を知り、その“やはら”の身体観を獲得して行く光岡武学SP

 年明けの2026/1/24(土)に光岡英稔先生による『武学-柔術の会:光岡武学における“やはら(柔術、柔、和)研究”の紹介〜日本の古伝柔術の柔よく剛を崩す世界を知り、その“やはら”の身体観を獲得して行く光岡武学SP』が開催されます。  

※本講座は初めての方もご参加いただけます。

しばらく間が空きましたが、光岡先生の体調が戻られて柔術の武学スペシャルが京都で開催されることとなりました。
回復された光岡先生の講習会がどのようなものになるかはわかりませんが、今までとは違った面白いものになりそうです。
 
是非ご参加ください。  
   
講習会の概要は以下の通りです。  

<日時>
2026年1/24(土) 13:00〜19:00

<定員>
10名

<会場>
京都市内の施設(京阪三条付近)

<参加費>
30,000円と会場費500円

<申し込みと先行予約期間>  
申し込みは以下の「武学SP-柔術の会」申込フォームよりお願いします。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/37bbc55a851333
 
<その他>
持ち物  道着などは必要ありませんが動きやすい服装でご参加ください。
座学もありますので、メモを取る方は筆記用具を持参ください。

<光岡先生からのメッセージと稽古内容の説明>
【光岡武学における“やはら(柔術、柔、和)研究”の紹介〜日本の古伝柔術の柔よく剛を崩す世界を知り、その“やはら”の身体観を獲得して行く光岡武学SP】

こちらの武学SPでは古今東西の柔術、やわらの稽古を横断しながら、現近代の柔術の身体観と技法が如何に古典的な柔術の身体観と繋がっているかなどを実体験して行きます。

最初は分かりやすい現近代的な柔術の「柔よく剛を制す」技法と稽古から入り、そこから古典的な世界における剣術や他の武器術を相手にした時などに瞬時に相手を僅かな接触で崩す柔術の技法、技を解説し、それを可能にする身体観の獲得方法を紹介して行きます。

以前に開催した同会では“光岡武学説”による中国南方武術・詠春拳と日本からアメリカへ渡米し、独自発展して行った柔術や体術の繋がりなども発見して行きながら、その光岡武学で提示される柔術研究だからこそ、見えてくる柔術・体術・組技の技法の展開は組技や柔術、体術が初めての参加者にも好評で、お陰で様々な武術的な進歩と深化を皆が遂げていました。

また、今回は寒いこの時期の季節感に合わせて“冬に柔術や組技・体術を稽古することの意味”などにも触れて行きながら、身体を芯から温めてくれる冬の柔術の稽古方法にも取り組んで行きます。

この武学で提示される柔術の稽古は寒い時季の環境の中で人間が生き抜いて行くための身体技法にも繋がっていて、武術とはよく「対人の対応の技術」と言われますが、武学においては実のところ「対人をも含む対環境へ対応するための身体技法である」との考えもあり、光岡武学ではそのような観点からも武術/武道/武芸へ取り組むことを考えており、今回の稽古会で実技を通じてその辺りのことにも触れて行ければと考えてます。

光岡武学の柔術の会における稽古のテーマ、命題の一つとは「如何にして一人、または対人の型稽古で実践性ある身体観を獲得して行けばよいのか」であり、その辺りのことに光岡武学オリジナルのアプローチと取り組み方で稽古指導、稽古学習して行きます。

余談ですが日本の柔術が世界の現近代武道や格闘技、プロレスなどに与えた影響は多大で、数々の技法が顕在的にまた潜在的にも日本から世界へ、古の時代から前近代へと移行する流れの中で海外へと伝わり変遷されて行きました。この未だ紐解かれてない現近代武術史の「日本柔術の技術変遷論」に実技を通じて触れて行きながら紐解いて行きます。

世界へと広がった日本柔術を様々な観点から、この柔術の「柔よく剛を制す」世界を皆で体験、体感して行きましょう!

皆様の参加、お待ちしてます。


講師
光岡 英稔

よろしくお願いいたします。